ピットでの作業風景
ホンダの日 4ｓｔ Mini 90分耐久ゲーム 参戦レポート
開催日 2007/11/18（日）
天候 晴れ時々曇り（だったかな？）
気温 ？ （寒かった）
コース ＨＳＲ九州
出場クラス 4ｓｔ Mini 90分耐久ゲーム
マシン HONDA エイプ１００ イシヅ コンプリート号
今回もまたまたエイプレースに参戦です！
今年はこれでＨＳＲが３戦目、ＳＰＡの２戦を合わせると５戦目で、昨年の１２月から通算すると６戦目となりました
イヤーー、 やっぱり一度ハマルと、なかなかやめられんですな〜
当日は結構寒かったけど、なかなかのレース日和となりました。
エントリーは全部で４０チーム、出走台数は３８台です。
《チーム》
今回チームから参加したマシンは全部で3台、ライダーが6名です
ちなみにゼッケンは、 ８、４６、４７ です。
今までより参加台数が１台少なく、ライダーの組合せも前回のレースと比べて変更があるのだけど
なにより一番の変更点は、ペアライダーの永松選手が今回はピットクルーとしての参加になった事です！
と言うのも、エントリーの時点では今まで通り同じペアで走る予定だったのですが、レースの数日前から急に体調を悪くしたらしく、急きょライダー変更をする事になってしまいました（残念…）
そんな中で、僕が乗る車番「４６」のエイプちゃんには、
第1ライダー 石津選手
第2ライダー 徳重
という組み合わせです。
ピットでの作業風景
ちなみに今回ペアを組む事になった石津選手は、オートサロン永松さんから毎回一緒にエイプレースに参戦しています
エイプレースのキャリアは僕より上で、６月のＳＰＡのレースではクラス３位の成績も残しています！
そして僕らが乗るマシンは石津選手が仕上げており、なんと今回のレースではモリワキのアンダーカウルまで装着してきました！
しかもそのマシンは完走率１００％なんです！！
と、言う事で…
今回の耐久レースも僕達の目標は、 「完走」 です。
《フリー走行》
フリー走行の走行時間は、１５分間だったかな？
前半を石津選手が走って、その後で僕と交代しました
今回のレースはペアライダーの石津選手のマシンという事で、ナガマツコンプリート号とは若干仕様が違うから、乗ってみないとナントも言えないけど、特に問題はないだろうと思っていました
で、コースに入って走り始めると、特にクセもなくナガマツコンプリート号と同じで乗り易いと思いました
しかしただ一点、ブレーキペダルが異様に深く思えて…
なんかえらく踏込まないと、リヤブレーキが効いてくれなくて…
だからピットに戻ってから、角度と遊びを調整してもらうよう頼みました
そんなこんなで、フリー走行を終えての感想は、
「あとはいつも通りの走りをして、レースに集中しよう！」 でした…
《決勝》
決勝のスタートは予定では１４時３０分です。
スタートの担当は石津選手で、自分は今回もチェッカーを受ける事になりました。
いつも通り一人が２回の走行で合計４回、一回あたりの走行時間は、２０分とちょっとです。
決勝スタート前チェックのスナップ
スターティンググリッドは前回と同じく、スタート前チェックに並んだ順でした…
で、４輪のレースが始まった頃にあっという間に行列ができて、僕らのグリッドはたしか１８番目位だったかな？
まあ自分は 「成り行きでいいかっ！」 って思っていたので、あんまり順位にこだわってなくて、正確には覚えていません
そんな事より衝撃的な光景を目の当たりにしてしまいました！！
それはグリッドの１番と２番を確保したチームが、なんとタイヤウォーマーを使い出したのです！！！
「あれっ？ 今日は九州選手権のレースでもやってるんだったっけ…？」
なんて風に思えてしまう雰囲気です…
ちなみに２番グリッドを確保したマシンは前回のＨＳＲのレースで優勝したマシンです
タイムも確か３７秒台とか出していて、ラップタイムで５秒も差があり、現状ではとても歯が立たない相手です
なのでそれを見た自分は 「そこまでやるか？」 って思ってしまいましたバイ
でも冷静に考えたら、そこまでしてでも勝にこだわっていると言う事で、逆に 「尊敬するぜっ！」 って思ったくらいです…
そんなこんなで、いつも通りのスタートは耐久らしく、ル・マン式です
僕らのグリッドはポジション的に一番込合いそうな位置なんだけど、レースのスタートは特にトラブルもなく、そして石津選手もスタートは無難にこなしてくれました
決勝のスタート
ただあとで判ったのだけど、自分がキックでエンジンをかける時に、よけてあったブレーキペダルを戻すのを忘れてました！
走りながら戻したそうです…（ゴメンゴメン）
と言う事で、石津選手は順調に周回を重ねており、ポジションは１０番手位を確保してました
ちなみにＨＳＲの場合、事務所の中にモニターが設置されていて、そこに行けばレース中のポジションやラップタイムなどをリアルタイムで確認する事ができます
ＳＰＡのようにピットにいながらとはいかないけど、内容はより詳しく表示されています
だから状況を確認する為にチョクチョク見に行きます
そしてライダー交代の時間となりました
若干準備に戸惑ってしまったけど、なんとかコースに出る事ができました
毎回のレースがそうだけど、回りのレベルとかがわからないから、とにかく闇雲に周回するしかありません
ただスタートする前までの予想では「今回のレースは前回（のＨＳＲ）よりレベルが高いんじゃないかな〜」って思っていました…（別に根拠はないんだけどね）
そんなこんなで、特に問題もなく１回目の走行を走りきり石津選手と交代しました
「んーーー、ここまでは順調だな〜」 なんて事を考えていたら、実はこの先で大きな落とし穴が待ち構えておったのでした…
（ジャジャジャーーーーーン！！！ → 大げさかな？）
ホームストレートを快走する石津選手！
石津選手が２回目の走行をしている間はポジションとかを確認しておったのですが、そんな中でひとつの疑問が浮かび上がりました…
それはレースのスタート予定は１４時３０分だったのだけど、スタート進行がスムーズに進んだと言う理由で１０分繰り上げの１４時２０分スタートとなったのでした
９０分のレースなら当然ゴールは１５時５０分です
でも僕は「ゴールの時間は１６時のままかな？」とも思えてしまいました…
と言うのもライダースミーティングでは「どんな状況（赤旗等）になってもゴール時間の変更（延長）はないです」とかなり念を押すように言っていたので、逆に「ゴールの前倒しもないのかな？」と思えてしまいました…
不安だったので念のためにオフィシャルにゴール時間を確認しに行きました
で、やっぱりゴールは５０分です
だけど僕も疑問に思ったくらいなので、今走っている石津選手も実はゴールが１６時と思っていたのでした
と言うか、スタート直前での時間変更だったから本人はまったく気付いていなかったかも知れません…
そんな状況でピットのサインを出しているんだけど、サインボードを見ているのか？ いないのか？ まったく入ってくる気配がありません
そして残り時間が１５分を切るくらいだったか、やっとピットインして来ました
こっちはなんか 「待ちくたびれた〜」 って気もしたけど、とにかく残り時間集中して走るしかありません
それと自分達のポジションも、どれくらいか解らなくなりました…
コースに出てからはとにかく必死で前のバイクをかわしていきました
と言うのも自分は前回のレースでは42秒台のタイムを出す事ができたので、なんとしてもそれを超えるタイムを出したかったのでした
でも１回目の走行では出ていなかったので、この２回目の走行が勝負です
走っている間は自分のラップタイムは確認できないから、とにかく必死で走るしかないです
ライダートクシゲの
裏ストレートの折り返し（左）と、１コーナー立上がり（右）
残り時間は乗ってて確認できるので、だんだん残りの週回数が少なくなって行くのがわかります
それとポジションはたぶん６〜８番手あたりだろうと思ってました…
そんなこんなで最終コーナーを立ち上がって行くと、とうとうチェッカーフラッグが振られていました…
いつもそうだけどチェッカーを受けた後の一周は、結果はともかくナントも言えない満足感とか達成感はあります
で、ピット前まで戻ってみたら永松選手がニコニコしながら手招きしているんです…
オフィシャルのスタッフも他のバイクとは違う方へ行くように指示しています…
それを見た自分は「もしかして…？」と思いました
そうです！
実はその「もしかして…」だったのです
結果はナント ３位 でした
レース途中の状況ではこの結果はまったく予想してませんでした
だからそれを聞いた自分は本気でビックリして、 「うそーーーー？？？ マジーーーー？？？」 と叫んでしまい
今度こそ本当に踊りだそうかと思いました
またまた、うれし はずかし お立ち台！
お立ち台に導いてくれたマシン達…
奥から手前に１位、２位、３位です
ちなみに優勝したチームが
タイヤウォーマーを使用していたチームです
サスガですな
という事で、なんだかんだあったけど前々回のＨＳＲと前回のＳＰＡに引続き、なんと今回もお立ち台に登る事が出来ました。
実際レース前までは、 「今回は初めてペアを組む相手だし、バイクも違うから、レースの先行きが読めないぜ…」 だったけど、終わってみれば大満足の結果となりました！
この場を借りて相棒の石津選手と、当日応援に駆けつけてくれた永松選手らチームクルーの皆さんに、お礼を言いたいと思います
ありがとうございました〜 m( __ )m
なんと今回は、チームでおでんを用意してもらいました
この日は寒かったので（この時期なら普通の寒さと思うけど…）
メチャクチャうまかった〜
リザルト
リザルト
（HSRのホームページより）
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