朝のパドックの風景
2008ホンダの日 4stMini耐久ゲーム 参戦レポート
開催日 2008/4/20（日）
天候 晴れ
気温 ？
コース HSR九州
出場クラス 4stMini耐久ゲーム
マシン HONDA エイプ１００ イシヅ コンプリート号
2008年シーズンの第２戦目は、ＳＰＡ直入のレースの１週間後のＨＳＲとなりました。
何年ぶりか？ ２週続けてバイクに乗る事になります！
しかもレースです…
まるで大昔の九州選手権と西日本選手権を走っていた頃みたい…（笑）
当日はＨＳＲでのイベントで 「ホンダの日」 が開催されていました。
天気は良く、絶好のイベント日和となりました。
そして今回僕達が参加した 「4stMini耐久ゲーム」 には、エントリーが全部で３８チーム、出走台数も３８台となりました。
朝のパドックの風景
《チーム》
今回もいつものようにオートサロン永松さんとこのチームに混ぜてもらってます
しかし今回は、チームからエントリーしたマシンは全部で２台ライダーが４名で、ピットクルーもいないため、いつもと比べると少数精鋭？での参戦となりました。
ゼッケンは、８、４４ です。
そんな中で、僕が乗る車番 「８」 のエイプちゃんには、
第1ライダー 石津選手
第2ライダー 徳重
という組み合わせです。
今回も、前回のレースでペアを組んだ石津選手と組む事になりました。
ちなみにその時のレースでは、僕らは１位表彰台（オーバー58クラス）を獲得する事が出来ています。
なんで、またまた走る前から色々と考えてしまいます…
それから石津選手のマシンは、現在も完走率１００％なんです！！
《フリー走行》
フリー走行の走行時間は１０分程度です。
前半を僕が走って、その後で石津選手と交代しました
フリー走行を終えてピットに戻るイシヅ選手
《決勝》
決勝のスタートは１４時３０分です。
そして今回は自分がスタートをする事になりました
これは石津選手の希望です
「んーーーー 今まで自分がスタートしたレースは、ほとんどいい結果が出てないバイ！？」
しかしそこは 「過去は過去」 として、お互い割切って走る事にしました
今回のレース時間は、いつものＨＳＲのレースとおり９０分間です。
なので走行時間は一人が２２〜２３分ずつ走って走行回数が２回、ピットインの回数は全部で３回です。
いつも通りスタートは耐久らしく、ル・マン式です
スターティンググリッドはスタート前チェックの受け付け順で決まります…
僕らはピットで 「ブレーキが若干甘いんじゃないか？」 などと話をしていたら、あっという間に行列が出来上がってしまいました…
スタート前チェック直前の風景
少しでも良いグリッドを確保する為にみんな必死です…
そんな状況でレースのスタート進行がスタートしました。
久々のスタートなので、いい感じの緊張感です
ルマン式のスタートだから、コースをはさんだバイクの反対側で待ちます
グリッドは前から数えて３０番目ってとこです（後ろは４、５台だったような…）
とにかくグリッドのポジションが悪いから、スタートから１周目で少しでも前に行かないと、先頭は逃げるばかりです
ちなみにエンジンはかかった状態でカウントダウンします…
そしてとうとう、レースがスタートしました
自分は特にミスもなく、いい感じでスタートが切れました！
特に１周目はコーナーの突っ込みで少々無理してでも前に出ました
その甲斐あってホームストレートに戻った時は、かなりポジションを挽回しました
（石津選手も驚いたそうです…）
そんなこんなで最初っから全開走行で絶好調？です！
いい感じで前のバイクに追い付いてパスする事ができました
しかしそうこうしていたら、なんと裏のストレートの折り返しのコーナーでスリップダウン、転倒してしまいました
リヤタイヤからスリップダウンして、気が付いたらこけていたって感じの転倒です
ただこの時は乗れていたせいか、手をハンドルから離さずに握ったまま止まり、すぐにバイクを起こして再スタートしました
転倒から再スタートまでにかかった時間はおそらく１０秒くらい？ １５秒はかかっていないと思います
あとから考えると自分でも驚くほどの早さです
だから石津選手は僕が転倒したとはまったく気付いていませんでした
（あとから聞くと戻ってくるのが遅いからなんかトラブルがあったかな？程度に思っていたそうです）
という事で転倒したことによってロスした時間はそれほど致命的ではありませんでした
ただし別の所に問題がありました
それはステップが曲がって、下に垂れ下がった状態になっていたのです…
しかもネジが緩んでいる為、ステップバーが固定されていない状態です…
なので 「これはピットに戻るしかないか？」 と思いました
しかし走りながらステップを良く見ると、バーを固定しているネジはどうもロックナットみたいです
それに気付いた自分は 「このまま走れなくはないから、走れるところまで走ろう」 と考えました…
その後は石津選手と時間通りで交代し、レースを走りきりました
石津選手も乗りにくいステップで、最後まで頑張ってくれました（スミマセン…）
と、言う事で、、、、
やはり今回はお立ち台には立つ事が出来ませんでした…（んーーー 残念っ！！）
転倒しているのだから、当然の結果と言えば結果です…
リザルト
（ＨＳＲのホームページより → ２ページ目です）
ちなみに転倒の原因だけど、ＨＳＲのレースでは使用するタイヤはバイクが市販の時に付いているタイヤ（ブロックタイヤ？）でないといけません
しかしＳＰＡのレースではハイグリップタイヤが使用可能です
なので１週間前のＳＰＡの感覚で、タイヤに負担をかけるような乗り方をした事がいけなかったのかな？と、反省しています
（ただ単に、腕が悪いだけかな〜？）
せめてもの救いは、なんとか完走する事ができて、イシヅ号の完走率を下げずにすんだ事です…
しかし今回のレースでは、転倒というトラブルはありましたが、それがなかったとしてもおそらくお立ち台には立つ事は出来なかったと思います
その理由はリザルトを見るとラップタイムで３８秒台が１チーム、４０秒台が４チームもいるからです
去年のレースでも３８秒台を出すチームはいたのだけど、それでも自分達もお立ち台に立つ事が出来るし、まあそんなにムキになる必要もないかな？（ゲームだし…）と思って、何も言わなかったのですが、さすがに今回のような状況になると話が変わってきます
ハッキリ言ってレギュレーション通りの仕様のエイプでは、３８秒台は絶対に出ません！
（少なくとも僕は出せません…）
イスヅ号でも３８秒台はおろか、４０秒台さえも出ません
（少なくとも僕は出せません…）
だからレンタルのエイプでは、なおさら３８秒台なんて絶対に出ないと思います
明らかに４０秒以上出すマシンはストレートの速さが違います…
まあ、あんまりマシンについて 「どうのこうの」 言いたくはないから別の方法で対策をとらないと、このレース（ゲーム？）も、またつまらないレースになってしまいます
ＳＰＡで行われているような、タイムによってクラスを別けるといった方法も良いかもしれません…
ＨＳＲさんの賢明な対応を期待します
